猫が吐いたり食べなくなったら要注意!猫の肝臓や膵臓の病気について

2018-02-24

今回は、進行すると怖い、猫の肝臓と膵臓の病気についてご紹介したいと思います。

肝臓は、「沈黙の臓器」とも言われているため、症状が出ているとかなり進行している場合が多いです。

同じく膵臓も痛みなどが生じるわけではないので、病気が発見されるとかなり進行している場合が多いです。

人間と同じですね。

 

今回は、猫の肝臓膵臓の働きや、気になる症状病気についてご紹介したいと思います。

猫の肝臓の働きとは?

猫の肝臓の働きとはどういったものでしょう?

肝臓は、消化液と言う胆汁の分泌を行います。

胆汁が、食物中の脂肪を入荷して細かくし、リパーゼと反応しやすくすることで脂肪の消化を助けます。

また、大切なタンパク質の合成、老廃物や毒素の解毒、脂肪や糖の分解など、栄養分を蓄えて毒物を無害にするという重要な役割があります。

猫は肉食動物なので、タンパク質が重要です。

タンパク質を摂る割合が人間よりかなり多いので、猫の肝臓はタンパク質の処理能力が人より高いです。

猫の膵臓の働きとは?

膵臓は、有名なインスリンの分泌をするところですね。

肉や脂肪を分解する消化液の膵液と、血糖値を超世するインスリンなどのホルモンを分泌します。

人間と同じですね。

病気の発生リスクが高い猫種や年齢は?

肥満体系の猫や高齢の猫はリスクが高いです。

肝リピドーシス(あとで説明しますね)など、肥満体系の発症例が多いです。

若いうちから、肝臓や膵臓の機能が少しずつ低下して、老猫になってから症状が出ることもありますので、年齢が高い猫が発症のリスクがありますね。

猫の種類はあまり関係ないようです。

症状はどんなものがあるの?

そもそも肝臓も膵臓も、人間でも「沈黙の臓器」と言われていて、症状がほとんどありません。

しかし、膵臓は炎症を起こした場合、腹部に痛みを生じることがあります

そんな時猫は、暗くて静かなところにじっとうずくまったり、お腹を触るとすごく怒ったりしますので、そう言った行動から汲み取ってあげてください。

 

肝臓は胆汁を作り出すのですが、肝臓の機能が低下すると、この胆汁が体を黄色くします。

それを黄疸といいます。

時に猫は体が毛で覆われているので、よく観察しないとわかりにくいです。

目の膜、口元、耳の内側がよくわかりますので、そこをよく観察してあげてください。

また、おしっこがいつも以上に黄色くなったりもしますので、やはり尿の観察は猫にとって重要ですね。

そのほか、肝臓も消化管なので、嘔吐したりします。

 

また、体重も大きな観察ポイントです。

一ヶ月で猫の体重が10%以上減少したら、病気を疑ってください。

病院に行ったらどうやって診断するの?

まずは採血をします。

肝臓の機能や、膵臓の機能は、採血によって判断することができます。

人間と同じですね。

そのほか、必要に応じてレントゲンや、超音波エコー検査をして、肝臓や膵臓を観察します。

 

 

肝臓の主な病気は?

それでは、いよいよ肝臓の主な病気の説明を行なっていきますね。

あくまでも自己判断せず、必ず病院で診断を受けてくださいね。

胆管肝炎

何かの原因で、肝臓から胆のう〜十二指腸をつなぐ菅(胆管)が炎症を起こし、それが肝臓に広がった状態が胆管肝炎です。

胆管が腸内細菌に感染したり、自分の免疫の機構が過剰に働くことが原因とされています。

 

繰り返し肝臓が炎症を起こすと、肝臓の機能がひどく低下してしまいます。

このような状態が続いてしまうと、肝臓が萎縮し、最終的に肝硬変になり治療が困難になります。

 

症状としては、常にだるそうにしていて、頻繁に吐きます。

肝臓の機能が低下すると、猫は常にだるさを感じて、元気をなくします。

ムカムカと吐き気があり、液体やドロドロ状のものを頻繁に吐く猫もいます。

また、かぼちゃを煮込んだ時のような、濃いおしっこをします。

そして、下痢をしたり、先ほど説明した黄疸が出ます。

 

診断は、血液検査、エコーやレントゲンを始め、手術でお腹を開けるか腹腔鏡といって、お腹に何箇所か穴を開け、カメラを入れて肝臓の一部を取り出して調べることもあります。

 

治療は、細菌が原因の場合は抗生物質を投与します。

自己免疫が原因の場合は、ステロイドホルモン剤などを投与します。

 

肝リピドーシス

肥満の猫に多いです。

肝臓に脂肪がたまり、肝臓の繊維が脂肪に置き換わって本来の動きができない状態です。

人間にも肝脂肪っていうのがありますね。

猫が食欲不振になった時、体が脂肪を肝臓に運搬して、どんどんエネルギーをつくらなきゃ!と働いて、肝リピトーシスが発症する可能性があります。

これは高齢の猫も発症することがあり、放置するとしに至る可能性があります。

肥満の猫が2日間以上何も食べないと、危険だと思ってください。

 

症状としては、ほとんど何も食べず、ぐったりしています。

それと同時に嘔吐や下痢をするようになります。

さらに進行すると、黄疸が出てきます。

 

診断は、胆管肝炎とほとんど同じです。

食欲が落ちるのが特徴ですし、何日食べてないかが命にも関わる重要な情報なので、それを聞かれます。

答えられるように、メモなどをしておきましょう。

 

治療は、とにかく食事を取らないといけないので、胃などにチューブで栄養補給を行い、食事からエネルギーを作り出して、肝臓に脂肪を運搬するのをストップさせます。

同時に、点滴や抗生物質などの投与もします。

 

膵臓の主な病気は?

それでは、次に膵臓の主な病気を説明します。

膵炎

何かの原因で膵臓に炎症が起きた状態で、急性すい炎と慢性膵炎があります。

急性と慢性の違いは、急性はいきなりこういう状態になっていること、慢性は、ある程度の期間この状態になっていたということです。

 

急性膵炎は事故で胴体を強打したことが原因の場合が多いです。

強打することで膵臓から膵液が漏れて、膵臓自体を溶かし、激しい炎症を引き起こすのです。

 

慢性膵炎の原因は、胆管肝炎などの病気の一部として怒ると考えられていて、ゆっくりと膵臓の機能が低下していきます。

 

症状としては、急性膵炎は激しい腹痛があるので、猫がうずくまって動かなかったり、お腹を触ると激しく怒ります。

また、1日に何度も下痢をしたり、数日に1回のペースですることもあります。

以前よりよく吐いたり、食欲が落ちて痩せたりもします。

 

検査としては、肝臓と同じく血液検査と超音波エコー、レントゲンなどを行います。

血液検査では、「猫膵特異的リパーゼ」という項目を追加して、確定診断します。

 

膵炎に直接効く薬などはなく、点滴をして絶食し、ひたすら炎症が収まるのを待ちます。

さらに、抗生物質や鎮痛剤、場合によっては蛋白質分解酵素阻害剤やステロイドホルモン剤を投与する場合もあります。

タンパク質分解酵素阻害剤を使うのは、自己消化している酵素の分泌を抑えるためです。

胆管肝炎などの影響で起きていて、黄疸が出ている猫には手術をすることもあります。

 

予防するにはどうしたらいいの?

予防するにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは、定期的に健康診断を受けることです。

先ほども言ったように、肝臓と膵臓は「沈黙の臓器」です。

症状が出ているのは、かなり進行している時です。

若い猫は1年に1回、高齢エコは半年に1回以上は健康診断を受けさせてあげて欲しいですね。

また、次に重要なのは、猫を肥満にさせないことです。

肝臓と膵臓は肥満の猫に病気が起こる場合が多いです。

食事をきちんと管理し、おもちゃで猫と遊ぶなど、運動不足を解消してあげてください。

その際の食事は、

太っている猫はダイエット専用の食事もあります。

そして、消化の良い食事もいいですので、高タンパクの食事を与えてあげるといいと思います。

お勧めのキャットフードは、カナガンシンプリーモグニャンジャガーなどです。

これらは、タンパク質も多く、添加物が少ないので猫の健康にとっていいです。

特にモグニャンは、人間も食べられる!といっているほど、品質がいいです。

白身魚が63%も使用されていて、その上その魚も質にこだわって選ばれています。

魚の他に、野菜やフルーツ、ハーブなどをバランスよく配合されています。

匂いもよく、猫の食いつきもいいです。

もちろん、猫にとって消化の悪い穀物は使用されていません。

ですので、消化もいいです。

これはオススメですよ!



愛猫の食欲をそそる香りと味わい!プレミアムキャットフード『モグニャン』

また、人間の食事をむやみに与えないことです。

人間の食事は猫にとって悪影響を及ぼすことがあります。

しっかりと猫専用の食事を与える方が、猫のためになるのです。

終わりに

どうでしたか?

猫の肝臓や膵臓の病気は、そんなにかかりやすいというわけでもないのですが、症状が現れにくい分、症状が現れた時が怖いです。

そのためにも、日頃から観察点をしっかり把握して、観察を行い、予防に勤めることが重要だと思います。

 

知識をしっかりつけることが、猫との素敵ライフにつながります。

みなさんの猫がしっかり健康でいられますように!

 

2018-02-24病気