猫の甲状腺機能亢進症とは?どんな症状?治療法や予防法も解説!

猫の甲状腺機能亢進症は、高齢猫の2割がかかる現代病と言われています。

甲状腺機能亢進症とは一体どんな病気なのでしょうか?

また、どんな症状があるのでしょうか?

今回は、甲状腺機能亢進症の症状や、治療、予防について解説していきたいと思います。

甲状腺って何?

甲状腺とは一体なんでしょうか?

人間にもある器官なので、聞いたことがある方も多いと思います。

甲状腺とは、体の発育や新陳代謝を促進するホルモンを作るところです。

内分泌器官といいます。

喉の軟骨あたりの、気管を挟んで両側にあります。

普通の猫の甲状腺は触ってもわかりませんが、

甲状腺機能亢進症にかかると、甲状腺が腫れるので、しこりのようにわかる時があります。

甲状腺機能亢進症の症状は?

甲状腺機能亢進症にかかるとどういった症状が出てくるのでしょうか?

甲状腺は新陳代謝を良くするホルモンを出します。

それがですぎるということになりますので、体内の消費エネルギーが増えます。

そして、心臓などの臓器に大きな負担をかけます。

新陳代謝が良くなるので、痩せたりします。

病期が進むと、心不全や失明などの合併症が現れ、最悪死んでしまうこともあります。

どうして甲状腺機能亢進症になってしまうの?

甲状腺ホルモンが多く分泌されるのは、甲状腺に悪性か良性の腫瘍ができてしまったり、もしくはできていなくても、甲状腺が腫れてしまって甲状腺に異常があり、こうなってしまうことがあります。

日本国内の猫は、甲状腺に悪性の腫瘍である甲状腺癌によるものが多いです。

ただ、どうして腫瘍ができるのか、甲状腺が腫れてしまうのか、それは分かっていません。

治るの?

残念ながら完治はありません。

人間でもそうなのですが、甲状腺ホルモンの分泌を内服薬で抑えることで普通の生活を送ることができます。

しかし、病状が進んでいると、他に合併症が出ている時もあるので、厳しくなってきます。

かかりやすくなるのは何才くらいから?

年齢的には、8才を過ぎたくらいからかかりやすくなります。

稀に3〜4才でかかる例もありますが、ほとんど高齢猫です。

13才以上になると2割にも達します。

糖尿病について多い内分泌疾患だと言われています。

予防はできるの?

甲状腺ホルモンが過剰に分泌流される原因がわからないので、根本的な予防はできませんね。

ただ、合併症を発症する前に発見できれば、薬を飲みながら普通の生活ができるので、早期発見が重要です。

極端に痩せていないか、だるそうにしていないか、よく観察してください。

たとえば、下痢をしたり、食欲は旺盛なのにだんだん痩せてきたり、いつもより吐く回数が増えたりします。

他には、以前より水を多く飲んでおしっこが増えたり、喉を触ると腫れているのが分かったりします。

 

心当たりがあれば、獣医さんを受診しましょう。

どんな検査をするの?

通常の採血の項目ではわかりません。甲状腺ホルモンの項目を追加する必要があります。

血液中のサイロキシンという甲状腺のホルモンを調べることでわかります。

また、健康診断でも、獣医師は喉を触ったりして甲状腺の腫れがないか見たり、肝臓の機能の数値が異常があれば、甲状腺の検査を勧められたりします。

どんな治療をするの?

良性の腫瘍や、ただの腫れからくるものなら、薬で治療します。

それを判断するために、甲状腺をエコーで見ながら甲状腺の細胞を注射器で採取し、腫瘍が悪性か、良性か、調べます。

悪性の場合は、薬の効果によっては外科的手術で摘出します。

 

投薬は毎日2回です。

数ヶ月で効果が現れます。

また、治療食もあり、甲状腺機能亢進症専用の管理フードもあります。

治療食とまでいかなくても、健康を維持するために、消化の良い高タンパクで穀物を使用していないフードを日頃から与えて、健康を維持するのも重要だと思います。

オススメはモグニャンです。

下のリンクから購入できます。




 

まとめ

猫は自分の体の調子が悪いとか言えないので、

飼い主である私たちの観察が何よりも重要です。

食事量、体重などを観察して、異常に早く気づいてあげましょう。

特に甲状腺機能亢進症は、早期発見が重要になってきます。

楽しい猫ライフを送りましょう!

 

病気